■ガスール 粉末タイプ
固形、粉末ともにガスールの重さの2倍の水を加え、3分ほど待ちましょう。
朝、歯磨きをする前に水を加えると、終わる頃にはなめらかに溶けています。
自然に水を含んでふわふわと膨らみ、クリーム状になります。
粉末は、水を加えてから撹拌すると、早く使えます。
また、ぬるま湯を使っても、水より早く溶かせます。
柔らかさを目安にする場合、マヨネーズか、
それより少し柔らかい固さが目安です。
○使用量の目安:
洗顔・クレンジング 5g
シャンプー、全身 20g〜
パック:顔20g程度、全身40g程度
ガスールの量の目安:
固形 厚さ3mm、親指の爪くらいの大きさで2g
粉末 小匙1杯で5g。
■ガスールとは?
モロッコや、チュニジアなど北部アフリカと中東地域でも、せっけんのような働きをする身近で安心な素材として、今でも親しまれている粘土があります。
ガスールあるいはラスールというこの呼び名は、アラビア語の“Rassala(ラサラ)"ということばに、由来しますが、それは to clean「洗い清める」の意味があります。
昔から伝統的に使われてきたものですが、今でもモロッコの多くの女性たちは、水や、ハーブと練り合わせて、身体や髪、顔の美容や洗浄に用いています。
かってのハーレムでは ベールに包まれた女性達の肌や髪は ガスールやヘナ、様々なハーブで ピカピカに磨き上げられていたようです。
また、ヨーロッパではラスール、ラソールといった名称で、ナチュラルなエステティック、ボディケア・ヘアケア用品、アロマテラピー、クレイテラピーの良質な素材としても注目されています。
現在、髪や肌の洗浄剤として市販されている殆どのものは、合成界面活性剤、または石けんです。環境やからだにも安心で、なおかつ効果のあるもう一つの方法、オルタナティブな洗浄剤としてねんどは注目に値します。
☆CHAKAセレクト!
長年、髪をヘナでトリートメントしているCHAKAでございます。
なのでガスールには親しんできました。ヘナとミックスしたりヘナ後のシャンプーはガスールとシカカイの混合水でのみです。
ナイアードのガスールの製法は信頼できます。その優れた働きに脱帽です。
たぶん、最も使用頻度の高いクレイとなること間違いないです。